掃除が終わったら、ブレーキマスターのレバーをにぎにぎしてピストンを出します。
左の画像だとピストンが均等に出てきてません。
ピストンを指で引っ込めて、またにぎにぎして、また引っ込めるの繰り返しです。特に、出の悪いピストンをメインに繰り返します。

注意点は、前のページに書いたとおりブレーキマスターのタンクの中のブレーキフルードが溢れないか注意しましょう。
ピストンを出しすぎると、ポロッとピストンが取れちゃいますので、ピストンの吐出量は左の画像ぐらいにしときましょう。

50回ぐらい繰り返せば、左の画像のように均等にピストンが出てくれると思います。
後は、ピストンに薄くシリコングリスを錆び止めに塗っておきましょう。

ブレーキパッドは、裏に薄くピストンがあたるところに泣き止めのグリスを塗っておきます。
表のパッド面は、回転方向の角をヤスリで軽く削っておくと鳴き止めになります。
あと、パッドにはアタリがありますので左右どっちだったかマーキングしておくといいですよ。

後は、外したように組み付けて反対側も同じように作業して終了です。

自分は、今回左の画像のパッドを抑えて鳴きを防止する部品を取り外しました。
多少、ブレーキのタッチが良くなります。

最後に、反対側も終わったら洗車(ブレーキフルードが塗装面に付着すると塗装が剥離するため)して、試乗して終了です!

この作業はマメにやっておくと、ピストンが錆びずにすみます。まあ、アルミピストンの場合は、あんまり錆びませんが・・・
良く、ピストンが錆び錆びでブレーキパッド交換の時に、ピストンが戻らないお客さんとかいます。そうなると、キャリパーオーバーホールになり、痛い出費になりますよー。

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