この前、自分はシリンダーブロックにモリブデンショット加工、ピストン・ピストンリング・ロッカーアーム・ロッカーアームシャフトにＷＰＣ処理とモリブデンショット加工をエヌ・イー にお願いいたしました。
慣らし運転の距離が短くなったり、フリクションロスの低減につながるそうです。

加工が終わり、手元に戻ってきた部品は黒っぽく色がついていました。
ＷＰＣ処理をおこなった部品は、良く洗浄しないとＷＰＣ加工の時に吹きつけた処理剤が原因で、エンジンに悪影響を及ぼすかもしれないって事らしいので、入念にガソリンと高圧のエアで洗浄しました。
洗浄後は、元々の部品の色をほぼ取り戻しました。
洗浄により、色が落ちてモリブデンショット加工の効果は落ちません。余計な処理剤を落としただけで、部品に打ち込まれたモリブデンは落ちないらしいです。

本来なら、カムシャフトも加工をお願いしたかったのですが、ブロスのカムはメクラ蓋があるため清掃が困難な為、メクラ蓋を取る必要があります。蓋を取ることは簡単なのですが、取りつけができそうに無い為やめておきました。

組み込んでみた結果ですが、燃費がマジで飛躍的に伸びました。加工前のブロスは、燃費が街中１５ｋｍから２０ｋｍでしたが、加工後は燃費が街中なのにコンスタントに２０ｋｍ以上です。燃費ＵＰ５ｋｍ以上ですね。
ビックリしました！今までは、自分の家から箱根間を往復を行ったらガソリンを入れなければいけなかったのですが、今では2往復できてしまいます。
考えてみると、アクセルを開けている開度が少なくなりましたね。
今回は、ハイカム・ボアアップ・圧縮比アップ・各部消耗品の交換に清掃をおこないましたので、全部がモリブデンショットやＷＰＣ加工の恩恵とは言えないかもしれませんが、かなりモリブデンショットやＷＰＣ加工の影響があったと思います。

画像は、エンジンをＯＨした時デジカメ持ってなくてありません。（申し訳無い）
今度何かの理由でエンジンを開けた時にＵＰします。