自分のブロスは、ボアアップをしています。
ピストンは、ワイセコです。
ブロスは、ワイセコとJEからオーバーサイズのピストンが販売されています。
海外では、ブロスはHAWK(NT650)となっています。大体、NT650でカタログに載っていると思います。
サイズは、ピストン径80mm(663cc)と82mm(696cc)の2種類。圧縮比は、いずれも11:1となります。
自分は、80mm(663cc)を選びました。
理由は、何かしらの理由で焼きついた時にもう一回ボーリング加工を行えば再生できるからですね。

組み込み作業

シリンダーをボーリングする場合は、内熱機関屋さんにシリンダーブロックとピストンを預け作業をしてもらいます。ちなみに、ピストンリング自体は預けなくても大丈夫です。
預ける時に、クリアランスの指定とクロスハッチの指定もできます。ワイセコの場合、普通鍛造ピストンの場合は、クリアランスを多くとるのですが鋳造品と同じで構いません。大体、社外のピストンには説明書か箱に推奨クリアランスが書かれていますので、それを参考にしてください。
クリアランスを大きく取ったり、クロスハッチを抑え目にしてもらうとと吹けあがりが良くなります。が、耐久性が落ちる場合がありますので、クリアランスは推奨値・クロスハッチの度合いは内熱機関屋さんにおまかせした方が無難ですね。

ピストンを新品で組み込む場合は、ピストンのスカート部とピストンリングの合い口部分のエッジを、軽く紙ヤスリで気持ち程度に削って滑らかにしています。

シリンダーブロックは、戻ってきたら内径を計測(一応加工の確認)と、バリを取って軽くオイルストーンをかけておきましょう。
後は、普通に組み込むのですがシリンダーブロックを固定するボルトを締める時にクランクを回しながら締めこんだ方が、一番フリクションロスの少ないところで固定できます。

画像は、エンジンをOHした時デジカメ持ってなくてありません。今度何かの理由でエンジンを開けた時にUPします。



                               




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